2007年01月05日
出産
2007年1月5日am9:52、予定帝王切開で女の子を出産しました。
朝イチの手術だったので、前日に入院し、NST検査や、担当医師、麻酔科の医師、看護師から手術の説明を受ける。前日夜12時以降は飲食禁止。
この大きなお腹ともお別れかぁ~、
胎動もいつもに増して愛おしい。

この足で、私のおなかを蹴っていたのね。
朝イチの手術だったので、前日に入院し、NST検査や、担当医師、麻酔科の医師、看護師から手術の説明を受ける。前日夜12時以降は飲食禁止。
この大きなお腹ともお別れかぁ~、
胎動もいつもに増して愛おしい。
この足で、私のおなかを蹴っていたのね。
翌朝、6時に起床し検温とか胎児の脈をきいたりして、8時半頃に夫が病院に来た。
手術の準備をして車椅子で手術室へ。
いよいよかぁー。
うれしいというより、正直言って、怖い。
とにかく手術されることが怖くて、これから赤ちゃんと会える実感なんてまるでなかった。
筋肉注射をされ、体に色々取り付けられ、身体を横にされて背中に腰椎麻酔をされた。
それまでは看護師さんたちと軽くおしゃべりしていたのに、麻酔が効き始めてからは、話すことができなくなってきた。
まずは、足がしびれ始め、背筋に寒気が走り、とにかく気分が悪い。
目も開けられず、看護師さんや医師の問いかけに返事をするのが精一杯。
だんだん、吐き気もしてきた。
うわー、なんか、麻酔で死ねる。。。
と思った。
麻酔の効き目をチェックするために氷を身体のあちこちに当てられた。
胸元ではほんのりと冷たく感じる。
ボーっとしている間に、担当医が来て、手術が始まった。
何とか目を開けてみてもコンタクトもメガネもしてないから、うっすらライトがついているのしか見えない。
目を開けているのがつらい。
なんかの音楽が流れていた。
手術室についた時は、邦楽が流れていたけど途中でクラシックに変わったみたい。
あとは、お医者さんや看護師さんの話し声が聞こえる。
今どれくらいかなー、はやく終わらないかな。
赤ちゃんは無事かな。
本当に出てくるのかな。
出てきたら、何を話せばいいんだろう。
あー、そんなことより、気持ちわる!!
「頭が見えましたよ、もうすぐ生まれますよ。ちょっとお腹を押される感じがしますよー」
という声が聞こえた。
ふんっ、ふんっ、ふんっ!!
と、何回か、おなかを押される感じがした後、重苦しかったお腹が、ふっ、っと軽くなった。
そして、全身が、じわ~っ、と熱くなってきた。
圧迫して血が通っていなかったのに、急に弛緩して血が流れ始めた感じ。
全身がなんだかあったかくて、気持ちよくなった。
その瞬間に、
「うぎゃぁぁ、ぎゃあー、ぎゃあー、ぎゃあー!!」
って泣き声がした。
あー、生まれたんだ。
「生まれましたよー」って、お医者さんの声がした。
なんか、涙が少し流れてきた。
うれしくて、じゃなくて、
「ああー、おわったー!!やっとすっきりできるんだ~」って気持ちだった。
あー、あー、あー!!
ってすごい泣き声がしばらくした。
これが私の赤ちゃんの泣き声かー。なんか変な声で泣いているなぁ。
それにしても、本当に赤ちゃんがおなかにいたんだなぁ。
それから声が聞こえなくなって、看護師さんがなんかの数字を読み上げている声だけが聞こえてきた。
BGMは、”happy birthday”に変わっていた。
「赤ちゃんですよ」
って声が聞こえた。頑張って目を開けると、赤ちゃんが私の顔の近くに連れてこられている。
…ようだ。
ド近眼だから、裸眼じゃ何も見えない。
看護婦さんが私の手を取って、赤ちゃんに触らせてくれている。
…ようだ。
麻酔が効いていて、手の感覚がよくわからない。
とりあえず、「あー、はい。はいー。」って答えておいた。
「あー、笑ってる」って声も聞こえた。
赤ちゃんが笑っていたのかな。
そのあと、私のおなかに入っていた胎盤だとかを取り除いて、子宮とおなかを縫い合わせてくれていた。音楽も、話し声もしていたんだけど、あとは覚えていない。
とにかく、早く終わってくれ!
と、ぼーっとした意識の中待っていた。
体重は2920g。
エコーで診た時は、もっと小さめ(34週目で2100g)だったのですが、お腹の大きさはどうもそれ以上の大きさの赤ちゃんがいるように見えたようで、周りの人や看護師さんには、
「おっきい赤ちゃんが生まれそうだねー。」
と言われていました。
生まれてみたら標準サイズ。小さすぎたらどうしよう、と思っていたので、ひと安心。
自然分娩がどれほど大変なものなのかは、体験談から想像することしかできない。
わかるのは、帝王切開も、決して楽ではない。
麻酔のきき始めは、
もう二度とこんなことしたくない!!するもんか!!
と思っていたし、手術後は痛みつづくし、おなかにも大きな傷が残った。
二度とするもんか、と思っていたけど、日がたつにつれ、もう一人欲しいな、と思っているけど。
手術の準備をして車椅子で手術室へ。
いよいよかぁー。
うれしいというより、正直言って、怖い。
とにかく手術されることが怖くて、これから赤ちゃんと会える実感なんてまるでなかった。
筋肉注射をされ、体に色々取り付けられ、身体を横にされて背中に腰椎麻酔をされた。
それまでは看護師さんたちと軽くおしゃべりしていたのに、麻酔が効き始めてからは、話すことができなくなってきた。
まずは、足がしびれ始め、背筋に寒気が走り、とにかく気分が悪い。
目も開けられず、看護師さんや医師の問いかけに返事をするのが精一杯。
だんだん、吐き気もしてきた。
うわー、なんか、麻酔で死ねる。。。
と思った。
麻酔の効き目をチェックするために氷を身体のあちこちに当てられた。
胸元ではほんのりと冷たく感じる。
ボーっとしている間に、担当医が来て、手術が始まった。
何とか目を開けてみてもコンタクトもメガネもしてないから、うっすらライトがついているのしか見えない。
目を開けているのがつらい。
なんかの音楽が流れていた。
手術室についた時は、邦楽が流れていたけど途中でクラシックに変わったみたい。
あとは、お医者さんや看護師さんの話し声が聞こえる。
今どれくらいかなー、はやく終わらないかな。
赤ちゃんは無事かな。
本当に出てくるのかな。
出てきたら、何を話せばいいんだろう。
あー、そんなことより、気持ちわる!!
「頭が見えましたよ、もうすぐ生まれますよ。ちょっとお腹を押される感じがしますよー」
という声が聞こえた。
ふんっ、ふんっ、ふんっ!!
と、何回か、おなかを押される感じがした後、重苦しかったお腹が、ふっ、っと軽くなった。
そして、全身が、じわ~っ、と熱くなってきた。
圧迫して血が通っていなかったのに、急に弛緩して血が流れ始めた感じ。
全身がなんだかあったかくて、気持ちよくなった。
その瞬間に、
「うぎゃぁぁ、ぎゃあー、ぎゃあー、ぎゃあー!!」
って泣き声がした。
あー、生まれたんだ。
「生まれましたよー」って、お医者さんの声がした。
なんか、涙が少し流れてきた。
うれしくて、じゃなくて、
「ああー、おわったー!!やっとすっきりできるんだ~」って気持ちだった。
あー、あー、あー!!
ってすごい泣き声がしばらくした。
これが私の赤ちゃんの泣き声かー。なんか変な声で泣いているなぁ。
それにしても、本当に赤ちゃんがおなかにいたんだなぁ。
それから声が聞こえなくなって、看護師さんがなんかの数字を読み上げている声だけが聞こえてきた。
BGMは、”happy birthday”に変わっていた。
「赤ちゃんですよ」
って声が聞こえた。頑張って目を開けると、赤ちゃんが私の顔の近くに連れてこられている。
…ようだ。
ド近眼だから、裸眼じゃ何も見えない。
看護婦さんが私の手を取って、赤ちゃんに触らせてくれている。
…ようだ。
麻酔が効いていて、手の感覚がよくわからない。
とりあえず、「あー、はい。はいー。」って答えておいた。
「あー、笑ってる」って声も聞こえた。
赤ちゃんが笑っていたのかな。
そのあと、私のおなかに入っていた胎盤だとかを取り除いて、子宮とおなかを縫い合わせてくれていた。音楽も、話し声もしていたんだけど、あとは覚えていない。
とにかく、早く終わってくれ!
と、ぼーっとした意識の中待っていた。
体重は2920g。
エコーで診た時は、もっと小さめ(34週目で2100g)だったのですが、お腹の大きさはどうもそれ以上の大きさの赤ちゃんがいるように見えたようで、周りの人や看護師さんには、
「おっきい赤ちゃんが生まれそうだねー。」
と言われていました。
生まれてみたら標準サイズ。小さすぎたらどうしよう、と思っていたので、ひと安心。
自然分娩がどれほど大変なものなのかは、体験談から想像することしかできない。
わかるのは、帝王切開も、決して楽ではない。
麻酔のきき始めは、
もう二度とこんなことしたくない!!するもんか!!
と思っていたし、手術後は痛みつづくし、おなかにも大きな傷が残った。
二度とするもんか、と思っていたけど、日がたつにつれ、もう一人欲しいな、と思っているけど。
Posted by pococo at 09:52│Comments(0)
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